固定調律楽器(19世紀前半まで、オルガンの天下。調律の主役が平均律になりやっとピアノの天下になる)の宿命的葛藤のドラマを、科学的に追ってみましょう。じーじの思いは、こちらのとおりです。
つまり、音律は、平均律プラス白玉音符時「純正」(ピアノの低いドを弾いた時に聞こえるソとミの倍音関係)、協和音志向です。 もし、瞬時に調律できるピアノやオルガンが在ったとしたら、メロディは平均律的、ピタゴラス的、和音は純正律的に整合性をとりながら演奏でき、ここぞという時の7th等も対応できたら、どんなに楽しいものとなるでしょうか。
「DTM」だからこそ、この楽しいシュミレーションが実現できる。 別の言い方をすれば、歴史的葛藤と妥協の終着駅ともいえる平均律で演奏するだけが、DTMではない。
数百万年の人類史から、見れば、20世紀に至る数百年の音律史は、一瞬の出来事でしょう。 その一瞬に起きた、プロセス?を再現し満喫できるんです。 「むらしん」さん、「めあんとね」さんに、触発され、実現しました。 感謝!!
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